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ゾルディック家の愛され長女

第9章 予期せぬ訪問者


ネテロさんが帰った後、私は慌ててゴトーの元へと向かった。ゴンたちが来ているのなら、真っ先にその事が耳に入るのは彼なのだ。

「キルア様とアルミ様に友達などおりません」

やはり予想通りだった。彼は淡々とした物言いで、受話器を置いた。私はしばらく様子を見守る事にした。

すると、すぐに電話が鳴り、ゴトーはそれを手に取った。

「何でお前にそんなこと分かるんだ!! いいからキルアとアルミを出せ!!」

キーンという受話器から聞こえたのは、紛れもなくゴンの声だった。
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