• テキストサイズ

【HQ】虹色の青春

第7章 memories







だから、別れることにした。


彼女のことはもちろん好きだけど

きっと僕は彼氏の立ち位置じゃないんだ。


彼氏にはもっと相応しい人がいる。







別れを告げた時、彼女は泣いてた。
その涙は嘘じゃなかった。


きっと彼女は本当に僕なんかのことを好きになってくれてたんだ。


でも、椿さんはもっと自覚すべきだ。


自分の心の中で最も存在の大きい人が誰なのか。

気づかないだけだと思う。



僕が貴女の彼氏になったところで
貴女の心の中にいる人物を超えることはできない。



なぜなら彼が貴女にとって1番の存在だから。















……泣かしちゃったな。






約束したのに。



/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp