• テキストサイズ

銀魂/小説置き場。

第1章 三つ巴・逆ハー系など。/長篇もの


土方&沖田オチ。(学パロ)

「お妙さん!パス!!」
現在、銀魂高校3Zのクラスはバスケ中だ。某漫画の影響、というわけではないが。
今日は男子は隣の武道場で柔道をしている。まぁ、テストのため終わった生徒はバスケの混じっているのだが。(山崎にいたっては、パスパスといっているのに全くもらえていない。)
「行くわよ!へい、パース!!」
そして、雪乃はボールを受け取りシュートする…
はずだった。
私が居た方向の前には今まで気付かれていなかった山崎が居た。そのため軌道が狂い、ボールは私の額へと見事に当たった。
「ちょっと、雪乃ちゃん!?大丈夫!?」
「雪乃!大丈夫アルか!?」
複数の女子の声が聞こえる。
大丈夫、と言おうとした瞬間、意識が其処で暗く途切れた。

眼を開けると、見慣れない天井が見えてくる。そして、同時に風紀委員二人も居る事に気付く。
「おい、大丈夫か?」
「大丈夫ですかぃ?」
と、二人が声をかけてくる。起き上がると、頭に痛みが走った。
「痛ぅ…っ」
「ま、無理すんな。御前バスケットボールが額に当たったんだからよ。」
「あの硬さじゃ、其のぐらい痛むのも無理ないですぜ?」
そういって沖田がベットへと雪乃を寝かせた。
もう一度枕に頭を預けると傷みは引いていった。
「今日は暫く此処で休んで置け、ってよ。銀八も言ってたし。」
そういって土方がベットの端へと座る。
其処で、雪乃はふと疑問を覚える。
「あの、一体誰が私を運んできたんですか?」
そういうと、沖田と土方がしれっとした顔で「俺。」と答えた。
「大丈夫でさァ、ちゃんと姫抱っこで運んできやしたから。」
「何処が大丈夫!?あー、恥ずかしい…」
突っ込みを入れて顔を抑えていると、土方が
「ま、気にすんな。」
といってきた。
「フォローになって無いです、フォロ方さん。」
「誰がフォロ方!?」
雪乃は、布団へと顔をうずめた。すると、不意に沖田が顔を両手で掴み、自分のほうをむかせて、額にキスをした。
「早く治しなせぇ、っていう意味で。」
と悪戯っぽそうな表情で舌なめずりをした。
そして、土方も同じ場所にキスして、
「俺達も、つまらねぇからな?」
と少し笑いながら言った。
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp