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銀魂/小説置き場。

第1章 三つ巴・逆ハー系など。/長篇もの


沖田&神威。/学パロ。

「ほら、雪乃。俺のたこウインナー、あげるー。」
「何言ってるんでぃ。ほら、雪乃。俺の卵焼きあげやす。」
「……何、この状況。」
現在、雪乃は風紀委員の「沖田総悟」と夜兎工業からの転校生「神威」にはさまれた状態で昼食を食べている。
この二人は、端から見れば「かっこいい」という部類に入るだろう。
だがもう一つ、当てはまる属性がある。それは「ドS」だ。
「ねぇ、沖田君。いい加減雪乃から離れてよ。じゃないと●●●潰すよ?」
「てめぇこそ離れろ。10秒以内に離れねぇと○○○使えねぇようにしてやらぁ。」
と、モザイク音をかけたほうが良いような(現にもうかけているが)言葉が飛び交う。学食で食べていたため、視線が凄く痛い。
「二人とも…周りの人に迷惑だからね?其の言葉とか。」
そう宥めても口論は続く。そして気付いた。
弁当云々の話ではなく、既に拷問がどうの、SMがどうのというある意味「ドSの集会」になっていたことに。
「だからさ、やっぱり此処はオーソドックスに首輪と手錠で…」
「いや、でもそれに目隠しと亀甲縛りとか…あと三角木馬は?」
「あー、其れいいねぇ。」
其れを聞き流しつつ自分の弁当に手を付ける。雪乃はこそっ、と二人に少しドSな表情で
「あの…其れ誰にやるの?」
と訊いてみる。すると神威は
「高杉君か、阿武兎。」
といい、沖田は
「土方か、ゴリラ。」
といった。それに便乗して、雪乃は
「じゃぁ、私は桂か銀八先生に。」
そういった直後背後に気配を感じて振り向くと、名前を出された面々が言い表せないような複雑な表情で立っていた。

その後、私たちは全力で逃げました。…アレ、作文?
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