• テキストサイズ

銀魂/小説置き場。

第2章 短篇~中篇くらいのもの/本編パロ


高杉オチ。

「…宇宙って、広いなぁ。」
ぼそ、と雪乃は呟いた。自室の船の窓から、ボーっとしながら窓の外を見れば星が散らばる空を見る。
「そうか?…まぁ、乗ったばかりだからな。」
「晋助様…」
相手がはいってきたのに気付けば、そのまままた窓の外へと眼を向ける。すると、隣に晋助も来る。
「俺にとっては、もう見慣れた風景だからな。」
「私は、まだ慣れて無いです…」
少し溜息をつくと、晋助は雪乃の頭をなでた。
「少しずつ、慣れていきゃぁ良い。もし、このだだっ広い宇宙で自分を見失いそうになっても、俺の背中を捜せばいい。」
と、雪乃に口づけをした。
「ん、…っぅ」
「っ、ハァ…」
と、吐息を漏らせば相手の視線と雪乃の視線が絡み合う。
そして、口を離せば
「俺が、御前を連れて行ってやる。だから、俺の背中は見失うな。」
と口角を少し上げていったのであった。
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp