第2章 短篇~中篇くらいのもの/本編パロ
銀時オチ。
「おー、美味そう!!」
銀時は目の前にあるお菓子を嬉しそうに見つめる。
「ちょっと、作ってみたので…」
と、雪乃は、少し照れくさそうに言った。
久しぶりにおやつを作ろうか、と思いつくって見たところ、調子に乗りすぎて多めに作ってしまったのである。
「そんじゃ、いただきまーす。」
「…如何、ですか?」
銀時は一つ口に含んだ後、目をきらきらと光らせて
「美味ぇ。ありがとな。」
と、嬉しそうに次々と菓子を食べる。其の様子に雪乃も嬉しくなり少し笑みを溢す。
「好きなだけ、どうぞ。」
「おう、あー、美味ぇ…」
と、菓子が次々と減っていく様子と、銀時の喜ぶ顔を見ていた。
*
「あー、御腹いっぱい。ごちそーさん。」
「お粗末さまでした。」
相手の様子を見れば、少し笑って。そのまま帰ろうとすると
「あ、待って。」
と銀時に呼び止められる。そのまま口にキスをされる。
「ん、っは…ぁ、」
「っ、んぅ…」
少しずつキスが深くなっていけば、突然口を離される。
そして銀時は雪乃を見つめて、
「やっぱり、御前のほうが甘ぇよ。」
と笑いながら言った