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銀魂/小説置き場。

第1章 三つ巴・逆ハー系など。/長篇もの


土方・沖田オチ。(現代パロ)②

土方を探しに沖田と廊下を歩く。土方は以外にも休憩室に居た。
「土方さん。書類、終わりやしたー。」
「あぁ…お、雪乃も出来たのか。」
「はい、沖田さんが手伝ってくれて…。」
書類を土方に手渡す。土方は、ごくろうさん、と言い机にお茶を置く。
「それにしても…どうしてこんな所に?」
雪乃が訊ねると、土方は
「煙草吸いに来てたんだ。意外と気兼ねなくすえるところって少ねぇからな、この会社。」
という。
雪乃が、頷いてお茶を飲んでいると、沖田が雪乃に
「雪乃、どうする?俺へのお礼は。」
と耳元で言う。雪乃は、はっと気がついたように相手のほうを見る。
雪乃は少し戸惑った末に
「な、何か奢ります!」
と言った。だが、土方が
「給料まだ先だから、金ねぇだろ。新人。」
という。そのまま何も言えず言葉に詰まる。
すると沖田が意地の悪い笑みでにやり、と笑い
「だったら、身体で払ってもらいやしょうか?」
と、手に小さな液体の入った小瓶を持っていった。
其れと同時に体が熱く火照る。
「な、にを…?」
「媚薬でさァ。ちょうど知り合いに貰ったんでお茶に混ぜさしてもらいやした。」
意識が朦朧として呼吸が浅くなる。土方は其の光景を見て
雪乃の方へと動き、
「総悟、やりすぎだ。俺の発言も悪かったが、此れは…!!」
と雪乃を支えながら言う。
沖田は、其の様子を見ながら
「だったら、薬を抜けばいいじゃないですかぃ。」
と、しれっとした顔で答えた。
土方が、
「どうやって抜くんだよ…?」
と訊ねる。
沖田は、ネクタイに手を掛けながら
「そりゃぁ、もちろん…ヤるしか無いでしょう。」
と真っ黒い笑みで言った。
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