• テキストサイズ

君と私と(非)日常

第32章 最後の一欠片


俺はいつの間にか希望のカケラを埋めるために2人きりで過ごさなければならない、という先入観に囚われていたみたいだ。
「……いいな、それ! 全員誘ってどこ行く?」
『2番目の島のチャンドラビーチとかどう?。お互いのこと気にせず、水着着て砂浜でめいっぱい遊ぶの。』
「よし、それでいこう。今から全員に声かけるぞ!」
こうして今日は、全員でビーチで遊ぶことになった。





男子も女子もウサミも水着に着替え、ビーチでキャッキャとはしゃぎまわる。
「カニたん、いーっぱい潰そ!」
「っひょー!可愛い笑顔で可愛くないことしてるっすね!」
「日寄子ちゃん、生き物をいじめちゃダメでしょ?」
「じゃあ罪木いじめるねっ」
「ひゃあっ!やめてくださぁい……!」
「ガールズもボーイズもたまらないね!日焼け止めもサンオイルも僕が心をこめて塗りたくってあげるよ!」
「ありがたいのぅ、花村。さっそく頼むとするぜよ!」
「ソニアさ~~ん、もしよかったらこの左右田めに日焼け止めを塗らせてくださいませんか?」
「あっ、結構です。わたくしこれから田中さんと砂のお城を作るので、では」
「破壊神暗黒四天王のための城だ。強大で堅牢な造りにしようではないか」
「終里、辺古山!あんまり遠くまで泳いでいくなよ!」
「わーってるよ!」
「ああ。離岸流には気を付けるとしよう」
「zzz……」
「七海さん、さすがに波打ち際で寝るのは危ないよ?」
それぞれ好きに動き回る仲間たち。
俺はほんの少し責任から解放された気分になりながら、久しぶりに他のメンバーと絡みに行く。
「おい日向、ビーチバレーしようぜ!」
「アタシも参加していいかな?」
「僕もやりたい!いっぱいスライディングしてみせるよ☆」
「テメーはこっちのチームだ。花村」
「えへへぇ……怪我したらいつでも私を頼ってくださいねぇ?」
波打ち際でビーチボールを弾きながら、しばらく皆とはしゃいで回る。
/ 223ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp