• テキストサイズ

【アドルフ】レインハード【テラフォーマーズ】

第2章 アドルフ・ラインハルト


そして月日は流れ
あっという間に火星に飛び立つ日が
来てしまった

ついに明日
私たちは火星へ…

最後の調整や準備などを終え
みんなは地球での最後のご飯
ということで出かけて行った

「もこないのー?」
イザベラにそう声をかけられた

「うんごめんね…
今日は子どもと一緒にいてあげたくて」

イザベラは微笑むと
「じゃあ、また明日だな!」
そう行って仲間たちと出かけていった


私はその足で
アドルフのいる部屋へと向かった

コンコン…とノックをすると
彼の声が返ってきた

部屋に入ると
彼はまだ資料とPCの前で仕事に取り組んでいた

「アドルフ?お疲れ様」

「ああ、みんなと飯行くんじゃなかったのか?」

「…地球の最後の日くらい
家族と一緒にいようかなーって…」

彼は私の髪をそっと撫でた

「…なんか、ここでいつもアドルフが
お仕事してる場所なんだなーって思うと
ちょっと、ドキドキするね…」

「なんだ、誘ってるのか」

「もぅーいじわる…っ」

言い終わる前に口を塞がれた

最近ずっと忙しかったから
キスするのも…久々かも

しかもこんなふうに
少し乱暴に
彼のほうからしてくるなんて
初めてだった

「あ…っドルフく…」

キスだけでは終わらず
アドルフの手はの服の下に
すっと入った

「やっ…んん…
アドルフくん!?
…ちょ…っと…ここで、するの…?」

「が
して欲しそうな目で見てたから
…我慢できない」

私の体を軽々と持ち上げると
そのままソファーにおろされた

「…っっっ…恥ずかしい」

アドルフがのシャツのボタンに手をかけた
その時



「班長〜!ビール持ってきましたよ〜

…………

……



ああああ!!お邪魔しましたー!!!」


若干酔っ払ってる
同じ班の仲間の1人だった



「最悪だ」



そう呟くアドルフに

私はふふっと笑った


/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp