第15章 Let's Go海水浴4~オール~
くくっと笑い刀を引く政宗
「うちの姫に色目使ってくれてたからな、お仕置きでもしとかなきゃっておもっ......てっ....!!!!ぬおっっ!!!!!!!!!!」
目隠しを外した先にあったのは
謙信に抱き抱えられる様になっているリオの姿
「ちょっお前!!!!」
声をあらげ、再び斬りかかりそうになる政宗に
「お仕置き所か、敵に塩とはこの事だな」
光秀がぽんっと肩を叩く
「......ご褒美与えてどーすんの」
ふうっとため息をつく家康
「スイカ割りの意と反して居るので、政宗さんは失格でーす」
佐助君が政宗から、刀を奪い取る
「龍よ、我が部下の失態は詫びる、だが.....役得であったであろう?」
にやりと、口の端を吊り上げ信長が笑う
裸で抱き合ってる様な錯覚
広い胸板、肩を引き寄せられ置かれている大きな手は少し冷たくて、焼けた肌に心地良い
何よりも見上げれば間近にある美しい横顔に
思わず見とれてしまう