• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第55章 Two sides of the same coin 4


全くお前という女は......

くくっと笑いを漏らした俺に


「あ、酷い、笑うこと無いじゃないですか、一度だって、光秀さんのお屋敷に、お泊まりした事も無いんですよ、私」


ぷぅっと膨れてそっぽを向くリオ

本当にこれが無自覚だから
こいつは面白い
優しく彼女の髪に指を差し込みながら


「お前が望むなら、そんな望み何時でも叶えてやったんだが?」


目を細め、髪の感触を確かめながらそう告げる


「それは.....」


頬を染め唇を尖らせながら俯き、言い淀む
ああ、こんな表情を見たくて
ついついちょっかいをかけてしまう
素直に思った通りの反応が返ってくるのが
楽しくて仕方ない


「うぅ、光秀さんの意地悪っ」


少し拗ねた様な顔をこちらに向け
唇を尖らせて、そう告げるリオ
/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp