第52章 Two sides of the same coin~R18
襖の向こうに声を掛けたら
ゆっくりと襖を開け
リオが部屋に入って来た。
この時間がどうゆう時間か分かっているリオは、既に頬を赤く染め、恥ずかしそうに、俯く
声をかけるでもなく、リオの姿を見つめていると
すすっと身を寄せて来て
膝の上にちょこんと収まる
「リオ」
声を掛ければ、おずおずと顔を見上げ
こくんと喉を鳴らし、意を決した様に
ゆっくりと俺の唇に自らの唇を重ねる
ちゅっちゅっと音を立てながら
柔らかい唇が何度も角度を変えながら
俺を刺激して求める
軽く唇を開いてやれば
おずおずではあるが、リオが舌を差し込んできた
上出来だ、リオ
男にあまり免疫が無いという彼女に
この3ヶ月、ゆっくり時間をかけ
色んな事を教えてきた。
初な彼女を怯えさせない様にと言うよりは
自分好みの女に仕上げる為