第51章 Do not get tired of~R18~
色素の薄い柔らかな髪にそっと指を差し込み、感触を楽しむ様に優しく撫でると
それが心地良いのか、摺り寄せるように
頭を傾けてくる彼
普段なら余り見る事が出来ない
そんな甘えた様な仕草が凄く可愛い
私だけに見せる、彼の素顔に嬉しくなり
今度はそっと頬を撫でた。
ふと、イタズラ心が沸き
綺麗に整った唇に指を這わす
「ん.......」
ぴくんと体を揺らし身じろぎする彼
眠ってても、気持ちいいのかな?
指では無く、今度はそっと顔を近づけ、自分の唇で、彼の下唇をやわやわと優しく食む
「.....ふっ.....」
間近で漏れる吐息に嬉しくなり
今度は優しく舌を這わす
舌先から感じ取れる、彼の柔らかな唇の感触にぞくりと背筋に広がる甘い痺れ
ちょっとイタズラするつもりで始めたのに
自分が逆に煽られるなんて....
何だか気恥ずかしくなり
彼の首筋に顔を埋めて身を摺り寄せた。