第51章 Do not get tired of~R18~
ふわんと漂う彼の香りと温もり
側に居るだけで、ひどく安心する......
ちゅっと首筋に軽くキスをして
少しだけ体に灯った熱を逃がそうときゅっと目を瞑れば
「もう終いか?」
頭上から声がかかった
びっくりして、少し体を離し顔を上げれば
優しい二つの色違いの瞳と目があう
「何時から......」
かーっと頬に熱が集まって来るのが分かる
「余りに可愛らしい事をしてくれるのでな、何処までされるのか、楽しみにしていたのだが...」
思わず自分のしていた事が恥ずかしくなり
謙信様に背を向ける
「酷いです、起きてるなら言ってくれたら.....あっ」
後ろから抱きしめられる様な格好になり
既に夕べ乱されたままになっていた肌着を割って謙信様の手が柔らかな膨らみに手を忍ばせた
「け....謙信様っ...あっ....っ朝ですしっ」
やわやわと、刺激されるのを咎めようと
謙信様の手の上から自分の手を添えるが
「朝だと愛して止まない女を抱きたいと思ってはいけないのか?」