第49章 海水浴Another~オールⅡ~
「くっそ、ふざけんな光秀のやつ!」
「ここまでしなくても、はぁ.........子供じゃないんだから」
「んー、こうしてああして...........」
後ろ手に縄で両手首、両足を縛られ、畳の上に転がされている
家康、政宗、三成の三人。
彼等に対する『おしおき』は
リオと一緒に温泉に入れない事。
「政宗さんなら、露知らず、俺は別に縛られなくたって、乱入するつもりも無いですよ」
めんどくさそうに家康が言い放つ
「家康......素直になれ。こんな所じゃないと、滅多に無い話だぞ、リオのあの水着姿も、きっと見納めだ」
政宗の言葉に、昼間の彼女の姿を思い出したのか、家康の頬がさっと朱色に染まった。
「別に.........」
「素直じゃねぇな、お前も」
転がったまま、そんな二人がやり取りしていると、もぞもぞと何かしていた三成が、声を上げる
「分かりました!大丈夫です、お二人とも」