第47章 海水浴Another~家康、政宗、三成~
「嘘、嘘、冗談だリオ」
ぽんぽんと後ろからリオの頭を撫でれば
政宗の方を向き少し潤んだ瞳で、本当に?と見上げてくる
その姿に政宗は
思わず頬にちゅっと口付けを落とした
かぁーと頬を染め
「!!!もう!!!!!!」
ぽかぽかと政宗の胸を叩くリオ
「冗談だって、ははっ」
そんなやり取りを見つつ
「リオ様は本当に可愛らしいですねぇ....大丈夫ですよ、素敵な物を見せて差し上げますから」
三成が蝋燭に火を灯しながら
「危ないので、灯りの側にどうぞ」
と、リオの手をさらりと握って歩き出した。
残された二人
「やるな、三成」
「三成の癖に生意気.....」
しぶしぶと後を追う羽目になった。