第47章 海水浴Another~家康、政宗、三成~
そんなやり取りをして居る
二人の肩に政宗が手を置き
「お前らも足りねぇだろ?」
目線だけでリオの姿を指す
「リオが足りないって何が.....」
「リオ様が何人もいらっしゃれば良いって事ですか?」
二人ともリオを見ながら、不思議そうに問いかける
「リオが何人も......そいつは良いな、じゃなくて、関わりだ、関わり。勝負には負けるわ、謙信には、してやられるわ」
「それ、誰のせいですか?」
冷たい家康の一言に、ぐっと言葉を詰まらせるも
「兎に角、何かこう、足りねぇんだよ」
そう言ったまま、押し黙る政宗
「あ!」
ぽんっと手を叩いた三成が立ち上がり
「そー言えば、良い場所があります!」