第46章 海水浴Another大人達の戯れ
すっと四人がチェアーを囲う様立つ
各々が水桶を持っている
右手をすっと謙信に持ち上げられ
たっぷりと冷たい水をはらんだ手拭いで
腕に付いた海水を洗い流す様触れられた。
「ひゃっ冷たっっ」
ぴくんっと刺激で体を揺らすリオ
左手は信玄、右足は信長、左足は光秀が
同じ様に海水を拭ってゆく
真水の冷たさは日に焼けて火照った体にとても気持ち良いのだが、触れられる度に刺激でぴくぴく体か揺れてしまう。
恥ずかしそうに、頬を赤らめながら
「あのっ.....自分で出来ますからっ」
精一杯絞り出す様リオが告げるも
「駄目だよ、姫、君の白い肌に少しでも跡を残すような事はしたくないからね、ここは俺達に任せて」
優しく信玄が囁き、ちゅっと手の甲に口付けた
腕を拭き終えた謙信が、ぴたりと動きを止め、若干頬を染めつつ、ある一点を見つめながら
「そこは.......どうする」
独り言の様に呟く。