第45章 海水浴Another~佐助・幸村・秀吉~
その様子に満足そうにうんうんと頷くと
「そう、ここは真夏の海だ。そんな真夏の海に着物だと?はっはー、ちゃんちゃら可笑しいね。海と言えば水着!誰が何と言おうが水着だ!言わば海に対する正装、これぞ正しい姿!」
身振り手振りで大袈裟に熱弁する佐助に
三人ともぽかーんと
その話を聞き入っている
「まだ分からないかな?晒される素肌当たり前!、露出当たり前!だってこれが正装なんだよ?かくゆう、俺達だってそうだろ?」
ビキニパンツを指しながら
堂々とそう告げる
うーん......と、何だか腑に落ちない三人
だが、何だかそんな風に言われれば
そんな風な気にもなってくる。
「正装を身に纏い、素肌を晒し、日差しを浴びながら共に海と夏を満喫してこその、海水浴だ!!!!!君達は海水浴の何たるかを、もっと理解すべきだ!!!!!!!」
びしっと言い切られてしまうと
何だかそうしなければいけない気になってきた三人