第40章 Dizzy as dazzling~安土組~
全員で朝餉を取り終わり
安土組だけで集まって
帰宅する予定を話し合って居た
「出発前に、もう一度、湯でも入るか」
リオにそう告げると、少し赤くなり、こくりと頷く
「お前ら、もう覗きに来るなよ!」
そう告げると、リオの手を引き湯殿に向かう
二人の足音が遠く聞こえなくなると
光秀が
「あれ、どう思う?お前ら」
「......明らかに、来いよって言われてる気がします」
眉根に皺を寄せ家康が答えた
「政宗様はまた皆と一緒に湯に入りたいんでしょうか?確かになかなか楽しくありましたし」
にっこりと微笑む三成
「それは、違うと思うぞ、何か意図があるとしか思えん」
やれやれと言う様に秀吉が三成の肩を叩く