第38章 Dizzy as dazzling~政宗~※R15※
そのお盆を湯に浮かべながら
「リオ、酌をしろ」
信長様が嬉しそうにそう告げる。
あーもう、と言いたげに頭を掻く政宗
なるべく視線を下に向けない様にしながら、徳利を持ち信長様にお酌をする。
満足そうな信長様
背後に気配を感じると
「湯に浸かるのに、これは邪魔だな」
するりと水着の首紐が光秀さんに外される
「あっ!」
はらりと落ちて行きそうになる水着
咄嗟に持っていた手拭いで、政宗が私の胸を覆った
「みーつーひーでー!!!!!」
私の胸を手拭いで押さえたまま、怒りを露にする政宗の様子を見て、すすっと後ずさってゆく光秀さん
「湯には裸で入るもんだぞ。お前も先程、そんな風に言ってたではないか」
と、にやりと笑う
そんな中、家康さんと三成君は黙ったまま湯に入って居た