第38章 Dizzy as dazzling~政宗~※R15※
「おいリオ」
良く知った声が、背後からかけられた。
振り返ればそこには裸の政宗の姿。
「ちょっ!政宗!ここ女湯!」
手拭いで自分の前面を隠しながら後退りし、政宗に告げるが、平然とした顔で桶に湯を汲み、自分の体にかけている
「それがどうした?女はお前しか居ないだろ?」
「ちょっそーゆう問題じゃ.....って、前!隠してよ!」
肩に手拭いをかけ、湯に入ろうとする政宗
じりじりと後退りするが
「何度も見てるだろ、俺のなんて。恥ずかしがる必要は無いだろ?」
と、湯の中で手を捕まれ
前を覆って居た手拭いごと
ぐいっと引っ張られた
「あっ.......」
「♪~.........?!なっ!」
裸を想像してたのだろう
実はこんな事もあろうかと、私は昼間の水着を身に付けたまま、湯浴みをしていた。