第38章 Dizzy as dazzling~政宗~※R15※
「ふぅー気持ちいいっ」
宴会を抜け出して一人
温泉に浸かりに来ていた。
とろみのある熱すぎない湯が
体全体を癒してくれてるみたい
美肌効果もあるって宿の人は言ってたし
昼間散々日に当たったから
ゆっくりのんびり浸かろう
そんな事を考えながら
大きく伸びをして、辺りを見渡す
それにしても、とんでもなく広いなぁ。
軽く20畳はあるであろう温泉の側には
小さな竹林が作られ
岩で作られた行灯が何本か設置されてる。
ゆらゆら揺れる蝋燭の優しい光が
とても綺麗
お湯が入って居なければ
ちょっとした庭園の様だ
こんな広いお湯に一人でなんて
凄い贅沢だな
湯を満喫しつつぼーっとしていると
ガラッと、出入り口の扉が開く音がする
島は貸し切りだし、女中さんかな?
ぱしゃぱしゃとお湯を掬って
肩にかけていると