• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第36章 家康君の憂鬱



「三成の癖にやるじゃないか」


嬉しそうに、政宗さんが眺めて居る


「ちゃんとする事してるって事でしょ、もうこの辺で.....」


帰ろうと促そうとするも
光秀さんに指で制される


「面白いのはここからだ」


最後の階段を登り終えた二人
そこにはまた新たなる立て看板


『お互い思うがままに求めよ
心のままに愛を示せ』


そう書かれていた。

光秀さんの仕業だろうが
余りにも直接的過ぎて、雑すぎて
吹き出しそうになる。

大体ここ神社だし、外だし。
神様の前でそんな事、
罰当たり以外の何物でもない。

この人たまに、大真面目に
ふざけるから堪らない。

今光秀さんの顔を見れば
どうよ、とでも言いたげな
自信満々な顔してると思う。

そんなの見て、笑いを堪えられる
自信が全く持てない。

ぷるぷると肩を震わせ
笑いを堪えてる俺の耳に


「この文字は......光秀様の文字に似てますねぇ....」

/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp