第36章 家康君の憂鬱
「まだ的確な確証が持てねぇな」
親指を噛みながら
二人の様子を伺う政宗さん
この人、ほんと何がしたいのか。
次の五段を登り
立ち止まった三成が繋いで居た手を離し
リオを抱き締める格好で
彼女の臀部をやわやわと両手で揉み始めた
「お昼のあのみずぎ姿は、とても刺激的で可愛らしかったです」
尻を揉みながら、耳元で三成がそう囁けば
「あっ.......こんなとこ.....で....やぁっ..」
甘ったるい声を上げながら
ぴくんと体を揺らすリオ
されるがままになりながらも
三成の背中に腕を回し
「んっ.....広い背中も......好きぃ....」
必死で儀式を遂行しようとするリオ
これはこれで、何か凄く可愛い。
相手が三成ってのが
心底腹立たしいけど。