• テキストサイズ

イケメン戦国~時をかける恋~

第36章 家康君の憂鬱


次の五段で髪

次の五段では手

まだまだ階段は続いている
次の五段を登り終えた二人

ふと、二人の空気が色濃い物に
変化したのが分かる。

ごくりと息を飲みながら眺めていれば


「.....三成君の唇」


恥ずかしそうに、頬を染めながら
人差し指で三成の唇に指を這わすリオ


「私も、そうですよ」


柔らかな微笑みをたたえたまま
三成もリオの唇に指を這わせた


「ここまでは、想定内だ」


嬉しそうにその様子を眺めて居る
政宗さんと光秀さん。

何が楽しいんだこの人達。

とは言え、恥ずかしそうに頬を染めるリオの姿は、堪らなく可愛い

向けられる先が三成って言う事じゃ無きゃ
もっとなんだけど。

次の五段
登り終えた二人
そっと三成の胸に手を置くリオ


「三成君の気持ちも、好き」


赤くなったまま、そう呟く
にっこりと微笑みつつ


「私も、同じです」


リオの浴衣の上から
そっと手を沿わす三成

瞬間、リオの体がぴくんと揺れた
/ 373ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp