第6章 告白
「んっ...!」
神谷さんは一瞬驚いたような声を出した。
僕は、ベッドから身を乗り出して神谷さんにキスをしたから、かなりしっかり神谷さんの唇に触れた。
「んん....../// 小野く...///」
神谷さんの甘い声が漏れた。
この声をじゅんじゅんに聞かせたくない...!
僕は、独占欲の強い人間だ。
けど、好きな人にだったら誰だってこうなると思う。
神谷さんだって___
「小野くん...?」
唇を離した時の神谷さんの目は完全にとろけていて、物欲しそうな目をしていた。
「こんなんじゃ、誘ってるようにしか見えませんよ?」
僕は小声でボソッと呟くと、ベッドから降りて神谷さんを押し倒した。