• テキストサイズ

僕と神谷さん。〜見てはいけない三角関係〜

第4章 愛〜福山潤side〜


いつもアフレコやイベントでも、なるべく神谷さんと喋れるように努力してきた。

あの笑顔以上に、最高の笑顔を俺にだけ見せてくれるくらい、神谷さんとの距離を近付けたかった。


でも、そのためにはどうしても味方につけておいたほうが良い人がいた。

神谷さんと1番と言って良いほど仲の良い、小野だ。


神谷さんの事もいろいろ聞けるし、小野自体優しいからきっと応援してくれるはずだって、思ってた。

こんな簡単に小野に頼めたのは、今の今まで小野が誰が好きとか、興味ももってなかったから。


小野が神谷さんの事、少しでも意識してるんじゃないかって思ったら、頼めない。

だから、今の俺も小野の気持ちなんて、みじんも考えてない。


きっと、小野は困った顔してる。

/ 56ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp