• テキストサイズ

猫まっしぐら!【HQ】

第3章 第3セット。




「そろそろ離してくれないとお風呂入れないよー」


「・・・・・」


「邪魔です。」



いい加減離してとニッコリした笑顔で言えば素直に退いてくれる。最初からそーしてくれればいいのになーって思いながら福ちゃんにソファ座ってもらい。


私はお風呂の浴槽を洗ってお湯を張る。




あ、今日は入浴剤入れよう!
お気に入りのバスボムを選んで準備しておく。最近バタバタしてたからゆっくりお風呂につかろー!


上機嫌でソファにダイブして福ちゃんの膝に頭を乗っける。びっくりした顔で私を見下ろすから、思わず笑顔になってしまう。



「福ちゃんの膝枕♪」


「・・・・・・」


福ちゃんの顔がみるみる真っ赤になる。もう私の顔がニヤニヤして止まらない!ホント可愛い!




「れいな」


「ん?」


「・・・・可愛い」



「・・・・・ぇ、」



私の頭を撫でてハニカんで笑うから、今度は私が真っ赤になる。私の心を射止めて、心臓がまたキューッて痛い。






あぁ、好きすぎて苦しい。






/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp