• テキストサイズ

猫まっしぐら!【HQ】

第1章 第1セット。





上機嫌で教室内にあるロッカーに教科書をしまっていると「ごめんタマー!!」ってカラオケを誘ってくれた子が私に抱きついてきて



「今日、休みだったんだけど熱出ちゃったから変わってくれーって!」



その子とはこの間バイトのシフト変わってくれた子だから断れなくてーって、そりゃ仕様がない。




「また今度行こう!」



バイト頑張って、と手を振って見送ったけど暇になってしまった放課後。





んー、教室に残ってるのは何故か私一人だけだからお喋りする相手も居ないし。




だからって勉学に励むのはムリムリ。
学生に有るまじき思考だろうなーって思っていたら廊下に見覚えのある人影を見かけて教室から飛び出た。





「研磨くん!」



「・・・・・・」



え、そんなあからさまに嫌な顔する??







/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp