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砂糖依存症!!

第6章 鏡の中のシュークリーム




「あの女の人誰?」

「あれって氷帝の制服じゃなかったっけ」


2、3年は大概分かるけど
わりと入ったばっかりの1年生とは
まだ関わってないから分からないよねぇ

私も分かんないし


「珍しいな。氷月が青学に来るとは」

「おや乾くんではないか。
相変わらずあの怪しい汁を作っているのかね」

「新作も出来ているが飲むか?」

「ぜってぇ飲まねぇよ」


仮にも女子にあんなの飲ませないで???
絵面がとんでもないことになるっつーの

人前では吐きたくないからね
てかあんな魔の飲み物作れちゃう
乾くんは魔族かなんかですか


「あら、いま試合してるの
海ちゃんと桃ちゃんだったんだ」


桃ちゃんなんか姿見かけたら
絶対寄ってくるのにおかしいなーと
思ったら

試合中なら集中してるに決まってる


「さっきまで俺も試合してたのに!」

「英二くんのはちゃんと見てなかった」

「えー椎、ひどいにゃ」

「そゆこともある」


見る余裕なかったもんしゃーない


「そこ何喋ってる!!む…氷月」

「やーっときたぁー!
はろー手塚くん」

「何かあったのか」

「実はですねー跡部から頼まれて。
おっと、できたらスミレちゃんとも
一緒に話したいのだけれど」

「ふむ。なら竜崎先生の所へ行こう」

「ありがとー」



*

「失礼します」

「おやどうした手塚。忘れ物かい」

「スミレちゃーん!!こんにちは!」

「椎じゃないか。
青学に来るなんてどうしたんだい」

「うちの跡部から頼まれたんだけどね。
実は…」


2人に合同合宿の内容を説明


と言っても書いてあることを
読んで伝えることしかできないのだが





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