• テキストサイズ

砂糖依存症!!

第5章 可愛いあの子にクッキーを




「もう他校の奴らには伝えたん?」

「これからだ。椎」

「なんですかーぁ」

「お前、今日の午後の授業と部活には
出なくていい」

「は???」


部活は内容によってマネージャーが
いらないぐらいの時があるから
分からんでもないが

なぜ授業を放棄?
しかもあの跡部がそれ許す?


え、なに こんな時期に雪とか嫌です


「今から青学と立海に行って
合宿について相談してこい」

「パシリかよ!!!
いや移動距離長すぎだろ」


都内だけど青学もわりかし遠いし
立海に至っては神奈川だよ??

テニスと指パッチンのやりすぎで
頭いかれたのか


「正門前に車待たせてある。
さっさと行ってこい」

「おま、運転手好きに使いすぎだよ…」


中坊にこき使われる
運転手さんが可哀想で泣けてくるわ


「えー椎ちゃん行っちゃうの?」

「行くとはまだ言ってない」

「樺地、アレ出せ」

「…ウス。
椎さん、これ資料です」

「あら、ありがとう樺ちゃん。
ってだからまだ行くとは言ってねぇ!!」

「あとこれ…。
跡部さんから道中に食べろ、と」

「行ってきマース!!」

「はやっ!!!!」

「跡部、何渡したんだよ…」

「アイツは食べ物で釣れば早ぇからな」

「流石よう分かっとるわ」

「誰でも分かるだろ」




/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp