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Feel me?【ハリポタ長編/ドラコ夢】

第8章 先生の言葉


「皇、遅かったじゃないか。」

「ドラコ…あなた…」

隣にいたパーキンソンは言葉を飲み込む。

「…なんだよ」

「今、イヴの事…」

「お前には関係ないだろ、パーキンソン。」

「マ、マルフォイ…」

パーキンソンの前では、マズい。
マルフォイは皇を見つめる。

「僕はドラコだ。」

マルフォイはとどめを刺した。

「…イヴ…イヴ、イヴ、イヴイヴ…!」

パーキンソンは怒りを露わにした。
マルフォイは若干驚いた顔をしている。

「許さない…あなた…絶対に…」

「パーキンソン…」

「気安く呼ばないで頂戴!
 虫酸が走るわ…!」

「お…おい…パーキンソン…?」

マルフォイは、訳が分からない。と言った表情だ。

「ドラコもドラコよ…!
 アレの家系はグリフィンドールよ!」

アレとは、皇の事だ。

「家族を侮辱しないで!」

皇は負けじと叫ぶ。
普段大人しい皇が声を荒げ、注目を浴びた。

「関係ないじゃない…!
 家系なんて、どうでも良いんだわ。
 グリフィンドールが何よ、スリザリンが何よ!」

「あなた…!
 スリザリンを侮辱したわ!
 ドラコ、イヴに何か言ってや…」

「はいはい、そこまでよ、皆さん。」

マクゴナガルが二回手を叩いた。

「全く、騒々しい。
 Ms.パーキンソン…Ms.イヴ、Mr.マルフォイ、残りなさい。」

マクゴナガルは教壇に上がった。

「今日の授業は……」

パーキンソンは授業中、何度も睨んで来た。
皇は気にする素振りをしなかった。
それにイラついたのか、ずっと睨んで来たが、マクゴナガルに注意され、渋々、黒板を睨む。
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