第8章 あなたの笑みを誰も知らない
『あの…んっ』
突然唇が重なった。頭と背を抱かれ動けない…
深い口づけになり彼の舌が入ってきた
『…んっ…はぁっ…』
唇を吸われ貪られる
飲み込めない唾液があいりの顎へ流れる
『も…っ…ぁ…』
息が上がり苦しくて彼を押すが全く動かない
力が入らなくなりやっと唇が離れた
唾液の糸が光った
「初めてだったか?」
『…んっ…』
「フッ…お前の初めては全て俺がもらう…」
口元だけ少し上がる笑顔…
「お前は感じていればいい…」
素早く下着を脱がされる
仁の唇が胸に降り優しくキスされる。片方の膨らみは撫でるように指で遊ばれる
肝心なところは触ってくれないもどかしさ
『や…っ…んっ…』
「フフッ乳首勃たせて…誘っているのか?」
『ちがっ…っ…』
仁は乳房の中心の頂を舐める
それと同時にあいりはぴくりと反応する
『あっ…はぁ…ん』
仁の口の中で転がされる
『だっ…だめ!吸っちゃあ…だめ…』
「…ピチャ…可愛いなお前は…ここまでにしようと思ってたが…抱きてえ…」
『ん…もう…だめっ…』