• テキストサイズ

あなたにだけは囚われない!【R18】

第8章 あなたの笑みを誰も知らない


“これに懲りたらもうここには来ないことね~
それに良いことを教えてあげるー‥“

何度も蹴られ最後に極上の笑顔と共に言われた言葉

『‥はぁ』
身体が痛いし重い、動くのが億劫だ
何とか立ち上がりトイレを出る

今日は厄日かもしれない
また階段を上がるのも辛いし‥帰ろう

階段とは逆方向の出入口に向かい歩く

一応受付けのひとに会釈をする
そして外に出ると

『‥綺麗!』

さっきまでの雨が止み夜空に浮かぶ星がとても綺麗だ

雨が降って散々な目にあって‥
でも綺麗な星空はお母さんが“見てるよ頑張れ”って言ってくれている気がした

以外と私ってポジティブなのかも‥

どのくらい星空を眺めていたのだろう

「おい‥勝手に帰るな‥」
後ろから威圧的な声が聞こえた‥

『‥仁さん‥』



/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp