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あなたにだけは囚われない!【R18】

第6章 適当に歩いていればどこかに着きます


後ろから抱き締められる

『仁、言わなくちゃいけないことがあるの』

みんなの視線が私に集まる

『ごめんね?逃げて。でもね嫌いだからじゃないの。前に私が言ったこと覚えてる?
理由が言えないって言ったんだけどね?
それを話すよ…』

「チッ…うぜぇ。それは後で聞く。それより今はお前を堪能させろ。」

『えっ…あの…』

決心したのにまさかの事態

「お前ら出てけ」

「へいへい」
「後で聞かせてねあいり」
「仁やり過ぎんなよ」
「王さまの命令ならば…」
「仁…止まんない…」

斗真、和馬、優、海斗、陽希が声をかけて出ていく

「お前はこっちだ」

抱き上げられると仁の部屋に連れていかれる

『仁…あのね』

「そろそろ黙れ…」

『…んっ…あんっ』

唇を貪られ舌が口内を犯す

ピチャピチャっと厭らしい音が室内に響く

唇が離れると欲情している狼がいた

目がギラついている

思わず少しずつ下がってしまう

「逃げんなよ」

『やぁめっ…』




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