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あなたにだけは囚われない!【R18】

第6章 適当に歩いていればどこかに着きます


『んっ…あっん…』

押し倒され両手を捕まれる
唇が離れると仁は妖艶な笑みを浮かべ

「お前を逃がす日は来ねぇ。死ぬまで俺のものだ…」

それは告白とも受け取れる言葉

私にとっては“残酷な言葉”
彼の愛を受け取る資格のない私…

それでも…

『…仁…好きなの…』

愛は止められない

『仁の…ことが…好きなの…』

涙が溢れ声が出なくなる瞬間があると初めて知った。それくらい胸が苦しい

「フフッ…ああ…俺もだ

あいりお前を愛してる…」

もう一度キスをした
ただ触れるだけのキスだが今までで一番幸せだった

今だけは…この瞬間が続けばいいのに…そう願った




かつて
“X“のトップは女嫌い
吐いて捨てる女はたくさんいる
本命は作らないと噂があった

しかしここ最近本命ができ純愛していると噂が変わった

その噂は多くのものを驚愕させた
ある女は発狂しある女は泣き崩れた
そしてあるチームは…

「ついに“王さまの本命の女“ねぇ」

「あっ…あんっ…激しい…」

「その女うるさい!やるならソファーじゃなくて部屋行けよ!ベットでやれ!」

「ま~た、どこでうちのトップ様は拾ってきたのか…」

「お前ガバガバ…もっと閉めろよ」

「んっ…あっ~ん…イクゥ~!!!…」

「うるさーい!」

「チッ……失神しやがった。こいつ捨ててこい…」

「はいはい。全く人使いが荒いんだから」

「でートップ様‥俺らはどうするればいいの?」

「…仁の女連れてこいよ…」

「俺も!王さまの女興味ある!」

「はぁ、分かりました。下のやつらに言っとくな…」

何かが影で動き始めたことを私たちはまだ何も知らなかった























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