第4章 番外編①
柚子side
「あいり早い!」
『でも新たちには敵わないよ』
砂浜で謎のビーチフラッグを始めた私たち
メンバーは私たち3人と新の友達たち
男どもがあいりに惹かれてそれはそれは確実に毎回遊ぶごとに男どもの人数が増えている
「あいりちゃん!写真取って」
『私で良ければ』
カメラを受けとるあいり…
多分一緒に写りたいんだと思うよ…天然系美女?
強すぎるわ…
『柚子ちゃんも一緒に取ろう!』
あの笑顔を見ると私の毒気も抜かれる
可愛すぎる
意外と周りを見ているあの子は常に気を配っている
それに気付いたのは先週くらい
顔もよくて性格も良いとか羨ましすぎる!
『行こう!』
あいりは私の手を引いてみんなの輪の中に連れていく
最近知り合いが増えたのはこの子のお陰かも
スイカ割りをして私の番のとき新に向かって棒を振り降ろしたみたい
「柚子!殺す気か!?」
「ッチ…」
「なんで舌打ち!?」
新をいじっているとあいりも同じように新めがけて振り降ろしてた
本当最近楽しいわ