第4章 番外編①
新について行くと綺麗なマンションが見えてきた
その噂のあいりちゃんはあそこに住んでいるらしい
「何で新家知ってるの?セフレ?」
「柚子!女の子がそう言うことを言わないの!…でどうなの?新?」
「断じて違う!」
3階のある部屋の前で新は止まりインターホンを押す
ピーンポーンピーンポーン
『はーい…どちら様??』
出てきた女の子はそれはそれは美人だった
彼女があいりちゃんか…
「遊びに来たよ」
『いらっしゃい。どうぞ』
笑顔がスゴく可愛い。こりゃ新が惚れるわけだ
「初めまして莉乃です」
「初めまして柚子です」
『こちらこそ初めましてあいりです』
それからあいりと3人で女子トークを始めなんだかんだ馬が合った
彼女に驚いたのは学校に行ってないのにかなり勉強ができることだ
彼女の自習用のノートには訳の分からない数式や英語がたくさん書いてあった
‥‥
ノートを静かに閉じた。
同じ学年だから分からない訳じゃないんだけどね?
見なかったことにしよ
うん…
それから3日に1回のペースで遊ぶのが日課になった