• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第16章 パパと呼ばないで!?(3)


智「さっきから三人目だよ、あの客がうるさいって苦情…」

雅「…わかった」

オーダーしたセットを持って注意しに行こうとした時…

女客①「きゃあ!冷たっ!」

女客②「やだ!何なのよこの子供!?」

声に驚いて振り返ると、さくらちゃんがあの客に持っていたジュースをぶちまけていた

雅「さ、さくらちゃん!?」

さ「雅紀お兄ちゃんを困らせるな!」

雅「え?」

さくらちゃん、俺が困ってるの解って…

女客①「何ですって!?」

女客②「失礼な子供ね!親はどこよ!?」

雅「すみません、大丈夫ですか?」

女客②「やだー何で雅紀くんが謝るの?」

さ「雅紀お兄ちゃんは悪くない!悪いのはこのお姉ちゃんたちでしょ!?」

女客①「何ですって!?」

雅「さくらちゃん!」

俺はさくらちゃんを止めようとした時

翔「謝るんだ!さくらちゃん!!」

雅「翔ちゃん」

突然翔ちゃんがさくらちゃんを叱りつけた

さ「何で!?さくら何も悪く…」

翔「雅紀のためだからか?そのために冷たいジュースをかけても良いって事になるのか?さくらちゃんがやった事で雅紀はお客さまに謝ってるんだぞ。大好きな雅紀に迷惑かけて、それでもさくらちゃんは悪くないって言えるのか!?」

翔ちゃんがこんなに怒ってるの初めてみた…

さ「ふぇ…翔お兄ちゃんなんか大っ嫌い!!」

雅「さくらちゃん!」

翔ちゃんに怒られた事がショックだったのか、さくらちゃんは泣きながら飛び出していった

/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp