• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第13章 パパと呼ばないで!?(1)


翔「やっぱりそうか。ありがとう」

和「翔兄さん、この子知ってるんですか?」

翔「いや、知り合いじゃないんだけど…智くん、覚えてる?先月だったかな…妙な依頼に来た女性の事」

先月!?突然言われても…覚えてねーな…

智「ってか妙な依頼なんてひとつやふたつじゃないからなー…」

雅「え?そんなにあるの!?」

翔「ちょっと待って。確かこの辺に置いてたファイルに…あれ?どこだ?」

潤「そこに放置されてたファイルなら、こっちの棚に整理して置いたよ」

翔「あ、サンキュー…って放置してねーよ!置いてただけだよ」

潤「翔兄さん…本やらファイルやらをあっちこっちに置きっぱなしにしているのは、どう見ても放置状態だよ」

翔「…うっ…」

スゲーな潤
翔くんが言い負かされてる…

翔「え、えーっと…そうそう!このファイルにまとめてたんだけど…あ、あった!先月の10日だね。依頼内容は人探し…」

和「人探し?何故それが妙なんですか?」

翔「それが、写真がない、名前しかわからない人物を3日で探してくれって依頼だったんだ」

潤「3日!?なに?その無茶な依頼は!?」

智「あー思い出した!あんまりにも無茶苦茶だったから断ったやつ!」

そういえばあの時、女の子が一緒にいたな…そっかあの時の子か…ってか翔くんよく覚えてたな…

/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp