第117章 retaliation(2)
~雅紀side~
雅「…あれ?これ違うのかな…」
テレビに張られていた紙を持ってきたけど…
和「…?どうしたんですか?」
雅「…これ…解る?」
そう言って俺は翔ちゃんに紙を渡した
すると翔ちゃんはそれを見て
翔「あの男…一体何考えて…」
潤「何書いてるの?」
そこにはどうやらこの船だと思われる絵が描かれていた
そして黒い丸が4つ書いてあった
和「もしかしてこの丸印の所に封筒があるって事ですかね」
潤「えっと…船の配置図…あった!」
潤が配置図を持ってきて紙と照らし合わせ
和「4ヶ所なら手分けして探した方が良いですね」
翔「だな…レストランとここはプールかな…?後はビリヤード場と…女子トイレ!?」
はあ!?何でそんな所に!
潤「…完全に遊んでるよね」
雅「でも誰が行くの?」
翔「…誰って…」
そこで俺と翔ちゃんと潤は顔を合わせて…
和「…私に行けって事ですね…」
うわー…和絶対怒ってるー!
雅「ごめん和!俺達の中ではお前が一番違和感がない…あっ!」
和「…雅紀兄さん…後で覚えてて下さいね」
ひーーーっ!本気で怖い!
とりあえず時間がないって事で、皆で急いでそれぞれの場所に行った
そして残り15分になった時
潤「封筒あったよ!」
レストランに行った潤が戻ってきて4枚の封筒が揃った
中を確認すると
翔「…やっぱりこれも数字が2枚か…」
『2』が2枚、『2』と『1』が1枚づつ、『6』と『3』が1枚づつ、『8』と『1』が1枚づつ、それぞれの封筒に入っていた