第12章 後悔(その後で)
しばらく翔ちゃんは泣き続けていたけど、だいぶ落ち着いたのか泣き声が聞こえなくなってきた…
雅「…翔ちゃん大丈夫?」
翔ちゃんから少し身体を離して顔を覗きこんで、思わず息をのんだ…
翔ちゃんは上目遣いで、しかも潤んだ瞳で俺を見つめていたからだ
・・・やばい、誘ってるようにしか見えない…
雅「し、翔ちゃん!疲れただろ!?も、もう横になって休んだほうが…」
俺は眼を合わせないようにしながら翔ちゃんから離れようとした…んだけど、突然腕を捕まれた
雅「え?ど、どうしたの翔ちゃん!?」
翔「…いて…」
雅「…え?」
翔「…お、お願い…雅紀…俺を抱いて…」
翔ちゃんは顔を真っ赤にして俺を見つめて言った…
雅「し、翔ちゃん!?ダメだよ!今日はもう休んだほうが…」
俺は翔ちゃんを休ませようとしたけど、突然抱きついてきた
翔「お願い雅紀…俺はお前のものだって事、身体に刻みこんで…」
雅「翔ちゃん…大丈夫?辛かったら言って?」
翔「うん、大丈夫…たとえ辛くてもお前なら…怖くない…」
俺は翔ちゃんの身体をベットに押し倒し、深く口付けた