第101章 僕は君を想う(1)
圭「そういえば、この店兄弟でやってるって聞いたけど、翔さんと二人でやってるのか?大変だろ」
潤「あ、いや…実は…」
うーん…説明するとなると大変だな…
そう考えていたら
雅「ただいまー!」
翔「ああ、雅紀お帰り。買い出しお疲れ」
買い出しを頼んでいた雅紀兄さんが帰って来たけど…あれ?
翔「…?雅紀…和也はどうした?」
一緒に行ったハズの和がいなかった
雅「和…?あっ!車の中にまだ買い物置きっぱなし!」
うわー…買い物忘れて置いてきたの?
和が怖いよー?
そう思っていたら案の定…
和「雅紀兄さん!あなた買い物置いて何一人で戻ってるんですか!私一人でこの量を駐車場から持ってくるの大変でしょ!!」
雅「和ごめーん!」
やっぱり怒ってる…
圭「…何か賑やかな兄弟だな…」
翔「おい二人とも、今潤の友達が来てるんだから…」
和「え?あ、すみません。お騒がせしました」
圭「え?あ、いえ…」
和「ほら雅紀兄さん、荷物持って!」
雅「ハイハーイ」
和「ハイは1回!」
そう言いながら二人は厨房に入っていった
潤「ごめん賑やかくて…圭人?」
圭「え?」
潤「どうした?ぼーっとして…」
圭「あ、な、何でもないよ!で、どこまで話したっけ?」
潤「あ、えっと…店を翔兄さんと二人でやってるのかってとこ…」
…?何だろう…圭人何時もと様子が違うような…
和を見てから?
…まさかな…