第92章 年の瀬の贈り物
~雅紀side~
早速手前の押し入れに入ろうとしていた所に
翔「わあっ!」
翔ちゃんの叫び声が聞こえた
雅「?どうしたんだろう…翔ちゃん」
智「何か翔くんの声がしたな」
雅「うん…何だろう」
智兄と翔ちゃんが行った浴室にいってみたら
翔「寒っ!」
雅「どうしたの?翔ちゃん…」
頭からびしょ濡れになった翔ちゃんがいた
翔「蛇口を捻ったらシャワーになってたんだよー…」
ああー…お風呂場あるあるだね…
…って…よく考えたら…
雅「…ごめん翔ちゃん…昨夜俺が最後にシャワー浴びた後、そのまま出ちゃった…」
翔「お前かよー…クシュン!」
智「翔くん、これタオル。早く着替えないと風邪引くぞ」
翔「ありがとう智くん。あと大丈夫だから掃除の続きしてて」
智「そうするよ。雅紀も早いとこ取り掛からないと終わらないぞ」
雅「あ…うん」
ヤバい…今の俺はそれどころじゃない…
ほぼ全身びしょ濡れになった翔ちゃんは、頭から滴る水滴が首筋に流れ、服も濡れた事で身体にまとわり付き、身体のラインをくっきりと表していた
そんな艶っぽい翔ちゃんから目が離せなかった
翔「雅紀?どうし…んっ」
俺は翔ちゃんに近付き、吸い寄せられるように口付けた
そしてそのまま翔ちゃんの上着の中に手を入れて胸を愛撫した
翔「ふぁ…あんっ…や…雅…紀…こんな所で…」
雅「そんな事言っても、翔ちゃんのここ反応してるよ?」
そう言って俺は翔ちゃんのモノに触れた
翔「やあっ…」
雅「翔ちゃん…」
俺は直接触ろうとファスナーに手を当てた時
智「お前ら掃除しろよ!!」
(お決まりで)智兄から邪魔された…