第8章 ライバル出現(2)
~雅紀side~
昼のピークが過ぎ、一段落した所で小休憩しようという事になった。
潤「お疲れさん、お茶でもいれるね」
雅「しっかし今日も凄かったなー」
翔「今日は潤のファンの子が多かったな」
潤「そう?俺は雅紀兄さんの方が多かったと思ったけど?」
翔「でもおもしろいなーって思ったけど、智くんと和也のファンの子はほとんどいなかったな」
潤「あー、あれ事前にSNSで今日はいないっていうのがアップされてたみたい」
翔「へー、そこまでしてるんだ」
俺達が他愛ない会話をしている所に内線電話が鳴った。
翔「はいもしもし?…うん…わかった2つだね」
潤「智兄さん?何?」
翔「お客さんがきてるからコーヒーを2つ持ってきてって」
潤「俺持って行こうか?」
翔「いいよ。お前は少しでも休んでおけよ。俺が行くから」
そう言って翔ちゃんが上の事務所に行った…けど、俺は後になって行かせなければ良かったと後悔した…