第56章 家族になろう(2)
…なんか、和也の策略にはまってる気がするけど、一応俺の意思で動いてるんだからな…
そう自分に言い聞かせながら、雅紀の部屋に行った←結局はまってる
<コンコン>
雅「はーい、どうぞー」
うわっ、何か緊張してきた!
翔「…俺だけど…入って良いか?」
雅「翔ちゃん!もちろんOKだよ!どうぞ入って!」
俺は雅紀に促されるまま、中に入った
翔「雅紀…いろいろありがとな」
雅「ん?何が?」
翔「星児と輝の相手してくれて…凄い助かるよ」
雅「ああ、そんな事か。全然大丈夫だよ。俺子供好きだもん。何?それを言いに来たの?」
翔「あ、いや…さっき和也からお前の夢を聞いて…そしたら何かお前に会いたくなって…」
うわー…俺何言ってんだろ…恥ずかしい…
雅「え?お、俺の夢って動物保護をしたいってやつ?うわー…和のやつ何言ってんだよー…」
あれ?何で雅紀が照れてるんだ?
翔「雅紀…どうしたんだ?」
雅「いや…だって、その夢って俺が子供の頃言っていた事だから何か恥ずかしくって…誰にも言った事ないんだよ」
そう言って雅紀は顔を赤くして照れていた
翔「良いじゃないか。子供の時から変わらないって雅紀らしくて…俺は好きだよ」
雅「え?し、翔ちゃんから好きって…」
雅紀は突然慌て出した
そっか…俺から好きってあまり言った事なかったな
翔「好きだよ…雅紀」
雅「翔ちゃん…俺も好き!大好き!!」
そう言って抱きついてきた雅紀と激しく口付けた
翔「…ふ…んう…はふ…ん…」
俺は苦しくなって雅紀の胸を叩いた
翔「はぁ…」
雅「翔ちゃん…ベット行こ?」
翔「…うん…」
俺達はそのままベットに流れ込んだ