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ひとつ屋根の下【気象系BL】

第44章 和也の気持ち(6)


「んー?見慣れない顔がいるな」

突然横から声がかかり、見ると男性が俺と智兄さんを見定めるように見ていた

チーフ「透様。お帰りになられてたのですか?」

透?じゃあこの人が…もしかして…

透「たった今ね。ねー斎藤さん、この二人は新人?」

チーフ「あ、はいそうです。お二人とも、この方は当主勝彦様のご長男の透様です」

智「失礼しました。今日からお世話になります大野サトと申します」

和「…二宮和です」

透「サトちゃんと和ちゃんか。二人とも可愛いね」

…全然嬉しくない

チーフ「透様、先程旦那様がお探しになられてましたよ」

透「えー…どーせまた小言言われるだけだろ?めんどくさ…」

チーフの言葉に文句を言っていた男が顔色を変えた

「チーフ」

チーフ「あ、海崎さん。もしかして今から旦那様の所に?」

海「はい、新人を旦那様に面通しさせようかと」

海崎さんと言われた方の後ろには、潤くん達が立っていた

そして、明らかに透は潤くんと雅紀兄さんを見ていた

チーフ「では、私も一緒に行きます」

透「…俺、部屋に戻る」

チーフ「あ、透様!?…ったく…」

透はそのまま逃げるように行ってしまった

あの反応…やっぱり…

海「チーフ、後ろの綺麗なお嬢様方が新しく入った?」

チーフ「そうです。大野さんと二宮さんです。そちらの三人も?」

海「ええ、さっきから他のお手伝いさんが騒いでいたでしょ?」

チーフ「ええ、イケメンが入ってきたって大騒ぎですよ。お名前は?」

雅「相葉雅紀です」

ああ、そっか…雅紀兄さんは引き取られる前は相葉っていってたっけ

潤「松本潤です」

翔「櫻井翔です」

…え?櫻井…?

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