第38章 仮装(?)パーティー
雅「で?翔ちゃんと和は何してるの?」
智「ああ…二人は…」
和「とりあえず翔兄さんの準備は出来ましたよ…って翔兄さん、何やってるんですか?」
翔「…だって、やっぱ恥ずかしいよ!」
恥ずかしい?
和「ほら、良いから!」
翔「いーやーだーーー!!」
和に無理矢理引きづり出された翔ちゃんを見た途端、俺は固まってしまった…
薄い赤色のドレスを着て、頭には軽くウェーブの入ったウィッグをつけ、少し化粧をした翔ちゃんがいた
智「翔くん…可愛いじゃん」
潤「ほんと、似合ってるよ。翔兄さん」
翔「似合ってないし、可愛くない!!」
和「何言ってるんですか?似合ってますよ。翔兄さん肌が綺麗だから、化粧もそんなにしてないんですよ?」
翔「だって見てみろよ!さっきから雅紀、ずっと固まったままだぞ!!」
雅「…だめだ…」
翔「ほら見ろ!雅紀は似合ってないって…」
雅「駄目だよ!翔ちゃんその格好って事はパーティーにそれで行くんでしょ!?ダメダメダメ!!そんな可愛い翔ちゃん、誰にも見せちゃダメーーー!」
翔「・・・は?」
俺は思いきり本音をぶちまけた
雅「だって、パーティーなんだから色んな男がいるんでしょ!?絶対翔ちゃん狙われる…ぶっ!」
翔「…お前…もう黙ってろ…」
俺は翔ちゃんにクッションで口を塞がれた…
智「んじゃ決定だな。大丈夫、和也も女装するから」
…俺、大丈夫かな…