第38章 仮装(?)パーティー
~雅紀side~
雅「ただいま-」
翔「ちょ…!無理だって!」
和「翔兄さんなら大丈夫ですって」
依頼から戻ったら、何やら奥の部屋から声が聞こえた
何だ?和と…翔ちゃん?
和「ほら、観念して脱いで下さい」
翔「あ…やだ…やめ!」
え!?う、嘘だろ?翔ちゃんと和が!?
雅「翔ちゃん!!」
翔「う、うわーーー!雅紀入って来るな!!」
雅「ぶっ!!」
声がした部屋に入った途端、翔ちゃんからクッションを投げられドアを閉められた
雅「…一体何なの?」
智「何やってんだ?雅紀」
雅「あ、智兄…今翔ちゃんと和が…」
智「ああ、今着替えてるんだろ?もうちょっと待ってろよ」
着替え?本当に何やってんの???
潤「あ、雅紀兄さんおかえり。早く準備しないと遅れるよ」
雅「準備?何の?」
潤「え?智兄さん…」
智「あ、しまった!雅紀にはまだ説明してなかった!!」
よく見ると、智兄と潤は正装していた
雅「何かあるの?」
智「依頼だよ。安堂ってお屋敷でパーティーがあるんだけど、それに参加してほしいって」
雅「何でパーティーに参加なんて依頼がくるの?」
潤「…何かそこのお屋敷の当主があまり人望がない人らしくて…参加者が少ないんだって。でも、見栄をはりたいから少しでも多くの人員を確保したいみたい」
…うわー…大変だな…